
――「わ……ありがとう、ございますっ……!」
「どうやったら笑顔にしてあげられる
でしょうか……こごめも、せらちゃんの力に
なりたいのに……」

詳細
年齢 : 16歳
性別:女
身長 : 152cm
誕生日:03/11
C V : さっぱりあんずジャム
好きなもの:食べること、歌うこと、笑顔
嫌いなもの:暗い顔、運動
性格:元気で優しくお手本のような
心優しい女の子
口調:「~です!」「~ですか?」
万物に対して敬語で元気!
小さい頃、歌を歌うと父と母が笑顔で手拍子してくれたり一緒に歌ってくれたりしてくれていたことで歌うこと、人を喜ばせることが好きだった。音楽の授業のときには笑顔で歌い、困っている人がいれば躊躇無く手を差し伸べることのできるそんな子どもであったし、現在もそうであった。
小学生の頃「好きなアイドルがいる」と話す友人のキラキラした顔を見て、「これだ!」と思い勢いのままアイドル事務所のオーディションを受けに行き、持ち前の明るさと歌の素養を買われ合格。研修生として数年間を過ごし、最近になってアイドルグループ「くらんべり~じゃむ!」のメンバーとして選ばれた。歌は上手いものの運動が得意でないことからダンスは苦手で、よく足がもつれてはコケている。
家族仲が良く、反抗期のハの字も無いまま今に至る。遊び盛りの今でも友達との遊びと同じくらい家族で出掛けるのが好き。近所に3つ年下の従兄弟が住んでおり、昔からよくお互いの家に遊びに行っている。最近思春期の従兄弟は、
異性ということもあってか少し鬱陶しそうにしているが、こごめは全く気にせず可愛がっている。
食べることが大好きで、人よりよく食べるため少しむっちりしているが、「この世界を占めるこごめの面積が増えましたね!」と気にしている様子は無い。
万物に対して敬語で話す。人懐っこい。
中学の頃から蔓歌せらと仲が良く、同じ高校に入ってからも一緒にいることが多い。明るくノリの良い彼女といると楽しいと思っている反面、せらが一人でいるときに見せるひどく凪いだ表情を気がかりに思っている。もし彼女が困っているのであれば手を差し伸べたいが、本人に聞いても「なんでもない!」と言われるためどうにかできないものかと思っている。こごめは恵まれた家庭で育ったがゆえに、どんな人も救えるはずと信じて疑わない、世間知らずの傲慢で独善的な子どものままでいる。それを咎めるような捻くれた人間は周りにはいないため、きっと気付かないままだろう。なにかのきっかけで蔓歌家の現状を知ってしまったとき、こごめはきっとせらやろこ達を救おうとしてしまうかもしれない。フィクションの主人公と現実の自分との剥離に気が付けない子どもだから。
従兄弟と揃って、蔓歌姉妹に陶然させられている(従兄弟については年内に公開予定)。
他の音源との関係(あんず宅での話)
・蔓歌せら(呼び方:せらちゃん 対応:基本万物への対応は変わらないため略)
→中学に入ったばかりの頃、クラスの自己紹介で「将来の夢はアイドルです!」と言ったところ、一部の生徒に揶揄われてしまっていた。しかし、その現場を見たせらが「え~、なんでみんなそんな感じなの~!? 良いじゃんアイドル、かっこいい! こごめちゃん可愛いから、絶対なれるよ!」と言ってくれた。普段家では見舞われない他人からの悪意に傷付いていたものの、それからからかわれることはなくなり、せらと一緒にいるようになる。その時のせらの言葉に背中を押され、その後研修生としての成績を上げていった。せらのポジティブな感情全開な姿はもちろん、時折見せる心の強さをアイドルの生き様として参考にしている節がある。そんなせらが、1年ほど前から少し様子がおかしい。両親を亡くしたときも辛そうだったが、一週間もすれば「私がしっかりしなきゃ!」といつもの調子を取り戻していたのにも関わらず。普段は「明るいせらちゃん」なのに、一人でいるときや授業中窓の外を眺めているときの眼差しに、温度を感じられないのだ。体調が悪いのか、何かあったのか……そう声をかけても、はぐらかされるだけ。今度は、自分がせらを元気づけてあげたい。アイドルとして。友達として。あのときのせらのように。
「せ~らちゃん! 今度また、せらちゃんのバイト先のカフェに行っても良いですか……? あのっ、くらじゃむの子と一緒にです! あそこのケーキ、美味しかったから……えっ恥ずかしい!? そんなあ~!」
「(またあの顔……こごめにできることは、無いんでしょうか……)」
・蔓歌ろこ(呼び方:ろこちゃん)
→中学1年生の頃(蔓歌家の事故前)、一度せらの家に遊びに行ったときに会ったことがある。
せらと違い物静かなものの、姉とよく似た趣味をしているとても可愛らしい女の子だと思ったことを覚えている。確か従兄弟と数回同じクラスになっていて、当時も同じクラスということであの子と仲良くしてくれたら嬉しいと話したら、良い返事をもらっていたはずだ。
でもここ数年は見かけていない。蔓歌家の交通事故があってから、ろこの様子が芳しくなさそうなことは
せらから聞いている。確か従兄弟も気にかけていたはずだった。今度詳しく聞いてみても良いかもしれない。
「ろこちゃん甘いもの好きなんですね~! こごめもです! じゃあ、今度みんなでお茶しに行きましょうね!」
「せらちゃんの妹さん、元気かなあ……あのときお茶の約束したの忘れちゃったでしょうか……行きたいなあ……」








