

Sample
赤い靴_moresampler
うまれるまえは
ust:たれまの様
――「ろこお~、寄生させてよお~!♡
なあ~~んて!」
「だぁいじょおぶ! 友達、だからね!」
「(み~んな、現実逃避してばっかだな~~)」

詳細
年齢 : 12歳あたりに見える
性別:自認は女
身長 : 147cm(体のカスタマイズができるので可変ではある)
誕生日:02/20
C V : (酔っ払った)さっぱりあんずジャム
好きなもの:ろこの好きなもの、人をからかうこと、嘘
嫌いなもの:きゅうり
性格:調子が良い、悪戯好き
口調:「~だあ!♡」
「~なのお~?♡」
語尾が伸びがちで小生意気な女性口調
見た目、精神年齢12歳。ろこが作った機械の身体に入った寄生虫(ルメニア種)。寄生虫の性質上のそうなのだが、そもそも機械の身体なので歳はとらない。
蔓歌ろこの研究、「うちの寄生虫を機械の身体に入れたらどうなるのか」の結果、寄生虫本人の自我が生まれるという結果になりアイビーが生まれた。
ろこに寄生したがる素振りを見せるが、もう機械の体に寄生しているので宿主を移すことは出来ないしそのことも本人はわかっている。それでも寄生虫としての本能なのか、その欲求を燻らせている。ろこに好かれようとしてか、それともたまたまなのか、ろこが好きそうなものが好き。(可愛い服、猫など)
機械の体なのをいいことに猫耳としっぽを生やしてもらうなど好き勝手カスタマイズしてもらっている。最近は自分でいじれるようにもなってきたようだが、場所によっては自分の手じゃ届きづらかったり見えなかったりするので最終的にはろこに頼む。
機械の体に寄生する前のことはなんとなくしか覚えていないという。「お風呂の中で目を開けても何も見えないみたいな、そんな感じ」らしい。視界も意識も。
本来ルメニア種はセレネのように「自分は(この身体の持ち主の人格)である」と思い込み、寄生される前の記憶や性格を引き継ぐ。しかし今回アイビーが寄生したのは「完全に空っぽの身体」であったために「己が寄生虫であるという自認を持つ」「人間らしい人格が芽生える」「異様に向上した思考能力の際限ない発露」というイレギュラーが発生した。この結果をろこがガーべ内で発表したところ、以降このような実験は許可が出ない限り行わないものとされた。最も、その許可が出ることが今後あるかは不明である。
この機械の体は、生活する分にはほとんど人間と遜色ない。休憩のために睡眠もするし、食事もとれる。これらがなくても体内でエネルギーを生成できるので生きていけるのだが、人間的な生活をしたほうが調子が良くなる。体温調節のため発汗したりもするので、風呂にも入ったほうが清潔を保てる。普段はろこの研究室に置かれた専用の布団で寝て、社食で研究員たちに混ざってご飯を食べ、備え付けのシャワールームでシャワーを浴びるなど結構普通に生活している。本人にはここ以外帰るところがなく、ろこに懐いていて逃げるつもりもないことから誰かと同伴なら外に出ることもできる。
人をからかったり嘘や冗談を言うことが好きで、調子に乗りやすく若干チョロい。いわゆるメスガキ仕草をする。たまに周りの人間に悪戯を仕掛けては追いかけ回されている。しかし、研究の進行に関わるような重大なものには手を出さないので、ある程度線引がある模様。
ルメニアに寄生された個体は、本来なら望まない限り元の人間に見合ったでしか思考能力の向上が見られないが、「異様に向上した思考能力の際限ない発露」というイレギュラーによって、アイビーは非常に頭脳が高い。もう研究の手伝いができるし、本人が望むなら第一線で活躍できるだろう。また、他人にどう接すれば有利に立ち回れるか、相手がなにをどう思考して発言、行動をしているかを見極める審美眼も非常に高い。彼女が自分の欲を満たすために行動しているのか、はたまたそこに本来の感情が伴っているのかはわからない。
きゅうりは「風味がいや!!」とのことで嫌い。突然現れるとびっくりする。なぜか。猫耳と尻尾外したらマシになるのかな? やらないけど……
他の音源との関係(あんず宅での話)
・蔓歌せら(呼び方:せら 対応:いい子ちゃんだけどノリが良いので一緒にいるのは楽しい)
→唯一なにも知らないヒト。ろこやユウガに強く口止めされているので、寄生虫のことは言わないし自分の正体も隠している。天真爛漫で可愛らしい女の子。でもそれだけじゃ表しきれないどろどろとした感情を持っていることに気がついている。本人は自覚がないようだが、いつかそれが悪く作用してろこに降りかかるのなら、自分がどうにかしたほうがいいだろう。 今のところ一緒にいるのは楽しいので、せらを見かけては楽しそうに喋りかける。煽りがいもあって楽しい。たまに家にお邪魔する。ここ広いしお布団ふかふかだし、住まわせてくれないかな~?
「せら~~! 今日さあっ家泊まらせてよお~♡ アイビーちゃん色々お手伝いするから! ね? ね?」
「えねえ~!! この服めっちゃ可愛い! ……え、入らないからくれんの!? やったやったあ~~! せらだあ~~いすきっ♡♡」
・蔓歌ろこ(呼び方:ろこ 対応:基本他の人間と変わらないが、ろこが頼ってきたときは静かに寄り添う。はじめての友達)
→自分をこの世に生み出してくれたヒト。どうやらこの自我はこの世界に興味があるらしいので、生み出してくれて感謝している。自分の根幹。すべて。でもろこに依存しているわけではなく、自他境界の線引はきちんとされている。もしろこに危険が及ぶことがあるなら守りたいと思う。彼女は、自分にとってはじめての友達だから。自分を生み出してくれたヒトだから。最も、アイビーが何を危険だと判断するかはわからない。その時次第。煽りがいがない。
「ねえろこお~~、アイビーちゃんひまだからさ~~、寄生できないかどうか試してみない?♡ ……ちぇっ、ノリわる~~い!!」
「え、アイビーちゃんにはご飯食べろって言うのに自分が食べないのはナシじゃな~い? ろこいちお~人間なんだからさあ、食べときなって~」
・弦音セレネ(呼び方:セレネ 対応:基本他の人間と変わらない)
→自分と同じルメニアの被害者(自分のことは被害者とは思っていないが一般的に見たら巻き込まれたという意味ではそうなんだろう)。若干怯えられていることに気がついているが、最近は悪戯の仕返しもしてくるようになったので悪くは思われていないんだろう。過去の境遇を聞いたが、その割には元気そうで良かったね~と思っている。ここでの研究内容や自分が寄生虫であることは知らないとユウガから聞かされているため、一応話を合わせている。煽ったりイジると良い反応をするため絡むのは楽しい。いじめのトラウマを刺激しないように気をつけている。
「セレネ~~っ、ひまあ~~? 今日はなにして遊ぶの~~? ろこ来ないし、アイビーちゃんも混ぜてよお~~」
「ちょっとっ、セレネ隠し事下手すぎ~~♡ まあ~~たアイビーちゃんが勝っちゃった~! ババ抜き向いてないって、ほ~んとざこ!♡」
・露木ユウガ(呼び方:ユウガ 対応:基本他の人間と変わらない)
→アイビーちゃん達の保護者になりたいヒト? それにしては疲労も焦りも迷いもすごい。いざというとき頼りにならないだろうなと思っている。優しい対応してるだけで、したほうが良いと思っていることは何もしてくれない。ほんとは子ども達を連れ出したいくせに。そんな度胸がなくて、そんな自分を責めていることも知ってるよ。でもアイビーちゃんがなんか言ったらそうするだろうから、言ってあげない。それは誰のためにもならないだろうことが予想づくから。人格自体は嫌いじゃない。基本「優しい」し。悪戯のしがいもある。
「研究の手伝い? 今日はやだあ~~、気分じゃないもんっ」
「え、手伝ってくれたら外でご飯!? みんなと? ……じゃ、じゃあ~~、しょおがないなあ~~!!」