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赤い靴_moresampler

絶対的少年値

ust:ukkossiideri様

――「どうしてこんな研究が許されている?」
「なんでこの子はこんなことに……

​「なにもしてあげられなくて、ごめんね……」​​​

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詳細

年齢 : 27歳
性別:男
身長 : 168cm

誕生日:04/16
C V  : さっぱりあんずジャム
(ボイチェン)
好きなもの:ゼリー飲料(食事がすぐに終わるから)
嫌いなもの:自分の身長(少し低いことがちょっとコンプレックス)

​性格:穏やかで少し抜けている

口調:「~だよ/だね~」「~か?」

​   穏やかな男性口調。優しい




 

 

 27歳男性。穏やかな性格で基本ぽやっとしている。蔓歌家に併設されている研究所にて研究員として働いている。

人が良くて一見すると余裕のある大人の男性に見えるが、その実は結構おっちょこちょい。寝坊してしまったときは就業時間に間に合ったとしても周りに完全にバレる(寝癖がついている、服のタグが見えてる、コンタクトでなく眼鏡で来ている、靴下の柄がキャラ物、アクセサリーをつけていない、めちゃくちゃ息が切れている、髪結んでない、など)。しかし仕事に対しては真面目であるため、周りの人間からも可愛がられている。

アルコール耐性は人並みで、いつも以上にふわふわしたかと思いきやすぐに寝る。友人や同僚たちからは「お前は本当に女じゃなくてよかったな」「お前はなんで女じゃないんだ」などと好き勝手言われているし、本人にも多少自覚はあるが、元々の気質なんだからしょうがないだろうと思っている。僕は普通にれっきとしたアラサーなのでそろそろ「なんで女じゃないんだ」は取り消してほしい。

 ちなみにこの研究所に就職した頃は、そろそろこの間抜けな性格を直したほうが良いと思い精一杯頑張っていたが、歓迎会と称された飲み会でふわふわオーラを存分に出してしまったため「かっこいい大人の雰囲気を醸し出す男性になろう」計画は爆速で破綻してしまった。

​ その性格からは意外だが、意外とアクセサリーの類が好き。耳にはいくつかピアスが空いており、視力が良くないのにワイヤーグラスをかけたいがためにコンタクトを入れている。もちろん気分の時や時間がないときは眼鏡で来ることもある。アクセサリーをつけ始めたきっかけは、大学の頃「こういうのつけたらもっと、キリッとできるんじゃないかな……」と思ったから。こういったものをつけている周りの人達を見て己のぽやぽやを捨てようとしたが、残念ながら「アクセサリーが趣味のぽやぽやな成人男性」になっただけだった。結果的に趣味になったのでまあいっか! と思っている。


 最近弦音セレネ(別音源)という実験体の担当員を任され、昇進のチャンスかと一瞬過ったものの、セレネの過去や経緯(孤児院にていじめを受け脱走するも山奥で餓死、たまたま彼を目撃した研究員が遺体を持ち帰り寄生させたところ息を吹き返した)を聞くと、昇進のチャンスなんてどうでもいいと思うほどに傷心してしまった。
 実験体として酷いことはされないものの自由の少ない生活をさせているセレネにひどく罪悪感を抱いており、せめて自分と接する時くらいは心穏やかにいて欲しいと思い優しくしている。最近は周りの子達ともよく遊んで笑顔もかなり増えたので、その点では意外と楽しんでくれているんだなと安心している。


 上司には「仕事に私情を持ち込むな」と言われているが、そもそもこの不老不死の寄生虫の実験自体に疑問を抱いている。しかし、何も知らないまま次期所長となるであろうせら、その歳にして異様な研究成果をあげているろこ、研究のために巻き込まれてしまって今も息をしているセレネ、どこから来たかわからないが明らかに寄生されているアイビー。この子どもたちを見捨てて逃げることなんて到底できない。しかし、この子達を連れ出す勇気もない。中途半端な小心者であることはわかっているが、どうしても動けない。ただ言われた通り研究を続けていれば、少なくとも今の生活は続けられるのだ。みんな楽しそうなんだから、もういっそこのままでもいいのかもしれない。いつか来るであろうこの生活の破綻から目を背けることしか、できない。

元が善人なのも相まって、今の生活を続けるたびになにかがすり減っているような気がしている。この研究が実を結んでしまうのが先か、自分が壊れてしまうのが先か、わからない。最近は仕事中多忙で時間が取れないこともあり、昼食がおざなりになってきた。ゼリー飲料で済ませているところをせらに見つかると怒られる。

他の音源との関係(あんず宅での話)

・蔓歌せら(呼び方:せら嬢/せらちゃん 対応:周りに研究所の人間がいるときは対上司のような対応をする。そういった状況でない場合は普通に話す。守ってあげたい)

​→元所長夫妻の長女。このまま行けばいずれ所長や主任になるであろう人。つまるところ未来の上司なので、本来なら対上司の扱いをするところだが本人にはやめてと言われているので、そういった状況でない場合は普通に話す。正直そのほうが気楽だし助かる。年相応の可愛らしい元気な女の子。話しているとこちらまで明るくなるような気がする。そんな彼女に重大な隠し事をしていることが本当に申し訳ない。いずれ彼女は全てを知るだろうが、そのとき自分はどうしてあげたら良いのだろう。今だけは、何も知らないままでいてほしい。たまにせらたちの家事を手伝いに行くことがある。家に大人がいないのは寂しそうだと思うから。

「せら嬢。今日はどうされましたか? ……ああ、セレネくんなら奥に。呼んできましょうか?」

「今日は僕が夕飯作りに行くよ~。買い出しも手伝えるし……え、泊まってもいいの? それは……つ、通勤が楽? た、確かに……じゃあお邪魔しようかな……?」

​​

・蔓歌ろこ(呼び方:ろこ嬢/ろこちゃん 対応:周りに研究所の人間がいるときは対上司のような対応をする。そういった状況でない場合は普通に話す。あまり何を考えているのかわからない。けど、守るべき子どもであることは変わりない)

​→元所長夫妻の次女。このまま行けばいずれ所長や(以下略)。

ある時期からガーべの空き研究室に居座るようになった。彼女はどうやらこの寄生虫の研究のことを知っているらしいが良いのか? と周りに言ったが、立場上世間に吹聴することもないだろうから大丈夫だと言われ、そうなのか……? と思っている。ろこの研究室に行くのはなんとなく怖くて行けずにいる。あるときから虹色の目をしたアイビーが出てきたときにはぶっ倒れるかと思った。ろこ本人と話すと普通の大人しくて可愛い女の子にしか思えないのに、たまに仕事中「ここ、多分こうしたほうが、うまくいきます」と言われるしそうすると本当に上手くいくのでもうよくわからない。すごい。今すぐうちで正式に働いてはどうか。

「ろこ嬢~~! そろそろ研究所閉まる時間なので、そろそろあがってくださいね~~!(研究室の中を見るのが怖いので遠巻きから大きな声を出している)」

「(ろこちゃん、僕の料理美味しそうに食べてくれるな……嬉しい……)」

・弦音セレネ(呼び方:セレくん 対応:にこにこ優しい。素で接していたほうが怖がられないとわかったのでそうしている。あらゆるものから守ってあげたい

→自分に任された実験体。しかし彼の境遇や態度を見て「実験体扱い」することなど到底できず、完全に情が移ってしまっている。彼のことを知った今、彼を任されたのが自分で良かったと思っている。自分なら、彼にひどいことなどしないで研究えお進められるから。身体に差し障りがある実験は、マウスなどを使えば良い。自分はつくづく研究員なんて向いていないと思いながら、暇そうにしている彼と遊ぶ。楽しそうな顔を見ていたら、なんかもうそれで良い気がした。君が今度こそ幸せに生きれるのなら、それでいい。その幸せが、この無機質な箱庭の中でしか味わえなくても。これがただの延命措置でしかないことはわかっているが、それしかできない。

「セレくん、今日はね~、家からゲーム持ってきたんだ! この間もってきたモニターと繋げて遊ぼう!」

​「……君を連れ出してあげられなくて、ごめんね……」

・アイビー(呼び方:アイビーちゃん 対応:ちょっとこわい。すごく元気で楽しそうだけど、どこか見透かされているような気がする。タメ)

→ある時突然ろこの研究室から出てきた子ども。その虹色の虹彩から寄生させたことは明白だったが、その身体の出どころはどこなのかと流石にろこに問い詰めたところ「自分で作った機械の体です」と言われ、アイビーの概要を聞き終わった頃には恐怖など通り越して感心してしまった。アイビーもセレネと同じくガーべの最奥の部屋で生活してもらうべきかと打診したとこ、「ろこと一緒にいる~~!!」と聞かないのでろこの研究室で寝泊まりしてもらっている。よくからかいに来るが、ろこ同様研究のアドバイスをしてきては良い結果を生み出しているので怖い。僕らが作った寄生虫すごい。この子は寄生虫本人であるので、彼女の気が向いたときは研究を手伝ってもらっている。

「いたいた。アイビーちゃん、ちょっと良い? 聞きたいことがあって……」

​「あれ、僕のゼリーどこに……って、もしかして……? アイビーちゃ~~ん! 僕のお昼返して~!?」

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