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HP用テンプレ_セレネ_裏.webp

Sample

ふるさと_moresampler

デビル(てにをは)

ust:月灯ケイジ様

――「あのとき死んだはずなのに」
「この生活は幸せだけど、ぼくが幸せでいて

​いいのかな……」​​​

ちみ_セレネ_裏.webp

詳細

年齢 : 10歳
性別:男
身長 : 140cm

誕生日:04/16
C V  : vital(シンセvst)
好きなもの:かわいいもの    
嫌いなもの:こわいひと

​性格:控えめでちょっと怖がり

​口調:「~です」「~ですか?」

   「~だね」「~なの?」

敬語、仲良くなると少し砕ける





 蔓歌研究所(せら、ろこの実家)で行われていた裏での研究の最初の成功体。山に落ちていた比較的綺麗な男児の遺体に研究していた寄生虫α(ルメニア種。寄生虫本体の自我は無く、ただ遺体を動かすためだけに存在するものでろこに入ったものとは全く別の種)を入れたところ息を吹き返した。
 遺体の損傷の関係で元の声は失われてしまった。現在は廉価版の合成音声しか使用出来ない。
 目の色は元々水色だったが、寄生虫の性質上虹彩が虹色に染まった。本来なら手術で瞳の色を戻せるが、被検体とわかりやすくするためにそのままにされている。
   セレネ本人には自分の身体は誰が動かしているのか、そもそも今思考し行動しているのはなんなのかは伝えられていない。基本研究所の中で生活しており、外に出ることは少ない。外出はユウガなどからの許可が必要。


 元々セレネは孤児院にて「可愛いものが好きなんて気持ち悪い」といじめを受けており、ようやく脱出するも食料も水分も何も無く、なすすべも無いままに死んでしまった。
そんな中たまたま蘇生されてしまい、嬉しくもあったが自分はあそこで死ぬべきだったのではとも思っている。普段はその渦巻く感情からは目を背け、友人として紹介された蔓歌せら、ろこと遊ぶことがある。
服はせらとヒアリングし、自分の好きなものを着ている。

 慣れない声帯で喋りづらそうにしているところを、セレネの担当研究者であるユウガに見られ、しばらくしたあとに新たな声帯を与えられた。ユウガが「もっと話しやすくなるように」と専門外ながらも開発してくれたようだった。セレネにとっては、話しやすくなったことよりもユウガの心遣いのほうが殊更嬉しく思った。

 自由は少し少ないけれど、好きな服を着ていてもいいしユウガやたまに遊びに来てくれるみんなは優しくしてくれるしで自然と笑顔が増えていった。それと同時に、この幸せを己が享受して良いものかと悩む日も続いている。自然の理から外れ、未だ生き延びてしまい、ましてや今の生活が楽しいなんて。悩みながら少年は、今日も無機質な白ばかりがある部屋で眠りについた。

他の音源との関係(あんず宅での話)

・蔓歌せら(呼び方:せらちゃん 対応:たまにびっくりするけど気遣ってくれてるのが伝わるので嬉しいし楽しい。敬語混じりだがたまに崩れる)

​→研究所に来てから最初に打ち解けた人。知らない無機質な場所でこんなに優しくしてくれる人がいると思わなかった。最初はその裏のなさそうな笑顔を疑りもした。しかし何回か話をしに来てくれた姿勢や自分の趣味を肯定してくれて「ここは前いたところとは違うんだ」と思うことができ、少しずつユウガとも話せるようになった。年相応にお世話されるのは初めての経験で少しくすぐったいところもあるが、それ以上に心地良いと感じている。

「あ、せらちゃん……この間買ってくれた服着てみたんです……! どう、かな……?」

「あの食べ物、なんだろう……食べてみたい、な」

​​

・蔓歌ろこ(呼び方:ろこちゃん 対応:姉と違ってたくさん喋るわけではないけど、優しくしてくれるのがわかるから安心している。年近そうだからタメ)

​→周りの子達と違って大人しくて静かな子だけど、むしろそういった意味では波長が合うなと思っている。よく研究所に来てるみたいだけど、ずっと同じ部屋にいるので会うことは少ない。たまにせらと一緒に遊びに行ってくれる。必要以上に話すこともないが、それが気楽でもある。歳が近そうなのに他の研究員さんたちと難しい話をしていてすごいなあと思っている。ろこはもしかしたら自分と同じなのかもと少し思っている。自分に何があったかは知らないが、何かがあったことくらいはわかる。もしかしたら……? だがなんとなくの予感でしかないし、確信できるほどの情報もない。でも、目の色はせらちゃんと同じだし……う~ん……?

「ろこちゃん、今日は一緒に遊んでくれるの……? 嬉しいな」

「(あ、ろこちゃんだ。大人のひとと何話してるんだろう……。……? わかんないなあ……)」

・露木ユウガ(呼び方:はかせ 対応:一番仲良し。一番笑顔を見せられるし安心している。タメ

→人生ではじめて優しくしてくれた大人。最初は大人だからと無条件に警戒していたが、他の研究員とは違う柔らかさを感じて少しずつ話すうち、一番懐いた。いつもぼくを楽しませようとしてくれる優しい人!

研究員だかなんとか言われたがよくわからないのではかせ呼びをしていたら定着してしまった。ぼくの前ではいつもニコニコしているけど、たまに悲痛な顔をしているように見える。しかしぼくは「悲痛」​なんて語彙は持ち合わせていないから、よくわからない。ただちょっと、可哀想……? そわそわする感じがする。はかせがぼくにそうしてくれるみたいに、ぼくも力になりたいな。

「はかせ、ただいま! ぼくね今日はね、ぱんけーき? を食べてきたんだ。ふわふわで甘くって、おいしかったあ。今度ははかせとも食べたいな!」

​「……どうしたの? 疲れてちゃったの……? あ、ぼくのお布団で寝たりとかしたら、どうかな……! え、いいの……? そっか……」

・アイビー(呼び方:アイビーちゃん/きみ 対応:ちょっとこわい。すごく元気で楽しそうだけど、どこか空虚さを覚える。敬語)

→ぼくと同じく研究所にいる子ども。でも彼女は僕と違って研究所の中を走り回ったり、研究室の中に入っていったりしていて自由が多そうに見える。でも僕と同じ虹色の目をしているし、きっと彼女にも僕と同じことが起こっているはすなのに、何が違うんだろう? 本人に悪意がないことはわかっているが、煽られると普通にへこむ。でも最近彼女はきゅうりが苦手だとわかったから、たまに彼女の近くにきゅうりを置いてびっくりさせている。ちょっとした仕返しができるくらいには打ち解けてきた。

「わっ!? き、きみか……お、驚かせないでくださいよ……!」

​「ふふっ……アイビーちゃん、あっち見てみてくださいっ……ふふふっ! 引っかかった! さっきの仕返しです!」

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