
――「(あの日から絶対何か変わったよね)」
「最近ずっと研究所に通い詰めてるけど、
何してるんだろう」

詳細
年齢 : 17歳
性別:女
身長 : 162cm
誕生日:01/17
C V : さっぱりあんずジャム
好きなもの:かわいいもの、猫
嫌いなもの:嘘
妹の呼び方:ろこ、ろこちゃん
性格:誰にでも明るく
フレンドリー!
口調:「~だよ!」「~の?」
普通の女の子口調
可愛いものが好きな17歳の女子高生。可愛いものや服が大好き。3つ下に愛する妹がいる。
3年前の春、交通事故にあより両親が亡くなっている。もし自分がいなくなっても妹が不自由しないためにバイトをしている。また、暇な時間があればあるほど暗い思考に引き込まれそうになってしまうため、隙を作らないよう忙しくしている。両親を失ったダメージはまだ癒えないものの、かわいい妹を不安にさせないために前向きに生きている。
ある日から妹の雰囲気が変わったような気がするが、それでも妹は妹だと何かから目を背け、彼女に対して少し依存気味である(本人にその自覚はない)。唯一生き残った、唯一の肉親のはずだから。
せらは実家の研究所の研究内容を知らない。ユウガが最近任された研究内容も、セレネとアイビーの中身も、ろこの真実も、何も知らない。
いずれせらは気がつくだろう。ろこもセレネもアイビーも見た目が変わらないことを。実家の研究所が実際に得ている利益に見合わない規模の建物であることを。そのとき彼女はどうなるのだろうか。
ずっと感じていた違和感と、みんなとの……妹との幸せのどちらを取るだろうか。その選択はいつか必ずしなければならない。
現在は高校2年生。電車で少し行ったところにある私立高校に通っている。偏差値はそこそこ(60~67くらいのレンジがある)。制服は都会の高校らしく自由(学校が用意したものもあるが着るかは自由。私服で登校したり自分の好きな制服で行く生徒もいる)で、せらは私服でも制服でもそのときの気分で選んでいる。メイクや髪色も自由なためこの高校を選んだ節もある。理系選択だが一番得意なのは現代文と音楽。不得意なのは英語。
その明るい性格から友人が多い。最初は見た目が少し派手なことから怖がっていた生徒もいたが、どんな属性の子にも分け隔てなく気軽に接することから人気。勘違いしたおとなしめの子から告白されることがままあるが、「恋愛とかそういうのはまだちょっとわかんないんだ、ごめんね!」と全て断っている。
放課後はバイトがあるため部活には入っていない。バイト先は小綺麗なカフェ。夜パフェを出すタイプの店なので、夕方からシフトに入っても十分にシフトに入れる。まかないでパンケーキを食べたり、持ち帰り用のフィナンシェなどをもらっては家でろこと二人で食べたり、研究所の人に差し入れをしたりしている。
他の音源との関係(あんず宅での話)
・蔓歌ろこ(呼び方:ろこ、ろこちゃん 対応:ニッコニコ。溺愛。依存している)
→一番なによりも大事な人。大事にするあまり若干過保護気味。ろこが元気そうなときはちょっとでも陽の光を浴びてもらおうとお出かけに誘う。二人で服を見たりスイーツを食べたりすることが至福のとき。ろこが病気のせいで感情的になっているときも、「この姿を私に見せてくれる」ことにどこか安心してしまう。
あるとき(ろこが寄生されたとき)から雰囲気が変わったなと感じているが、そのことには決して触れない。触れた瞬間すべてが瓦解しそうだから。今二人で幸せに生きていけているのだから、それでいい。
ろこのためならば、命を差し出すことも厭わないだろう。でも自分が置いていかれるのは嫌だ。
「ろ~こちゃんっ! 今日は顔色いいねえ! もし元気だったらさ、お姉ちゃんとショッピング行かない?」
「あ、ご飯食べられない? わかった。一応ラップしておくから、元気になったら食べていいよ。無理しないでいいからね」
・弦音セレネ(呼び方:セレネくん 対応:可愛がっている)
→ある時期から研究所で見かけるようになった。誰かのお子さんかな? それにしてはユウガさんといることばっかりだけど。趣味が合うことがわかった瞬間たくさん話し掛けるようになった。ユウガに許可をもらえたときは一緒に服やアクセを見に行く。そのとき絶対になにかご飯を食べさせている。大人しい子だけど、ご飯を食べるときは嬉しそうにしているし、美味しい! と思っているのが顔に出ているのを見るのが楽しい。弟がいたらこんな感じなのかな~! と思いながら接している。
「あのブラウスふりふりで可愛い~! 絶対セレネくん似合うよ、着てみて~!」
「ふふ、美味しい? 良かった! 私もこのお店好きなんだ~」
・露木ユウガ(呼び方:ユウガさん 対応:信頼している。半分敬語半分タメ。)
→研究所の人間は難しい顔をしている人が多いなか、抜けているところや誰にでも優しい姿を見せるユウガのことは接しやすいと思っているし信頼もしている。自分は次期所長であることがほぼ確定している立場上研究所の人間からは堅苦しい接し方をされるが、ユウガは言えばラフに話してくれるため気楽なので、その点においても懐いている。よくセレネと一緒に買い物に連れ出しては荷物を持ってもらっている(そんな気使わなくていいのに! と思っているが助かってもいる)。たまに家事を手伝いに来てくれるのは多忙なせらにとって本当に助かっている。
「こんにちは~~! ……て、ふふ、ユウガさん、靴下めっちゃ可愛い……あ、それ朝間違えちゃったんだ、あははっ……!」
「え!? またゼリーでお昼済ませようとしてる!! だめですよ、ちゃんと社食行くなりしてください! ろこちゃんやセレネくんが真似したらどうするんですか!」
・アイビー(呼び方:アイビーちゃん 対応:楽しそう。ノリがいいので結構好き)
→ある時期から研究所で見かけるようになった。誰かのお子さんかな? それにしては大人と一緒にいるところは見かけないけど。よく研究所でろこと遊んでいることに感謝している。ろこは学校に行っていないから、同年代の子と接することが少ないから。アイビーは人をからかうような態度を取るが、優しくしてあげれば案外素直なので可愛いなと思っている。でもたまに別人かってくらい凪いだ表情をしているときがあってびっくりする。その虹色の虹彩から何か見透かされているような感覚がするときもあるが、まさかこの子がそんなわけ! と思っている。その猫耳と尻尾はファッション? 可愛いね~~
「アイビーちゃん今日は髪下ろしてるんだ! 長いね~……あ、ちょっとヘアアレンジしてもいい? ちょっとコテとか持ってくる!」
「ユウガさんのゼリーストックを隠すの? あ~確かに、そうしたらまともなご飯食べてくれるかも……よ~~し! 私もやる! いそげいそげ~~!!」


