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赤い靴_moresampler

my time

ust:命

――「もう、この人を一人にしてはいけない」
「私はとっくのとうに、取り返しがつかない

ところまで来ちゃってたな」​

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詳細

年齢 : 14歳(享年12歳)
性別:女
身長 : 145cm

誕生日:08/16
C V  : さっぱりあんずジャム
好きなもの:機械いじり、猫
嫌いなもの:眠ること

姉の呼び方:お姉ちゃん、せらちゃん

​性格:静か。一見気持ちが読めないが、仲良くなると色々喋る

​口調:「~だね」「~なの?」

​   普通の女の子口調で眠そう






 いつも眠そうにしている14歳(享年12歳)の女の子。3歳上の姉によく懐いている。


 3年前の春、交通事故に巻き込まれる。母に庇われたため一命は取り留めたものの、両親は亡くなった。このときの外出は、ろこが可愛い服を買って姉を喜ばせたいという名目であったため、「わたしがあんなこと言わなければ……」と罪悪感に駆られ、双極性障害2型を発症。その症状からくる激情に耐えきれず翌年の春、両親の命日に桜の木の下で大量の睡眠薬を飲み自殺した。


 その亡骸に、たまたま研究所から脱走していた寄生虫(グロティス種)が入り込み、現在はその寄生虫が身体を操っている。周りの誰もが彼女が死んだことを知らない。記憶や性格などは継承しており、傍から見ればどこも変わったようには見えないが、本人(寄生虫)にとってはこの世実感の持てないものなのでどれもが新鮮に見えている。寄生虫は純粋に人間生活を楽しんでおり、周りの人間に危害を加えようなどと思うことはない。あらゆる出来事に対してのクオリアの獲得途中。

​ 生前のろこが罹患していた双極性障害(2型)までしっかり継承されている。生前のろこが感じていた事故を引き起こしてしまったときのトラウマと「今自分は周りの人間たちみんなを騙している」という「現在のろこ」の罪悪感と、これら全てから解放されたいという欲求からくる希死念慮が重なってしまうせいで鬱病相のときは全く動けず、食事は枕元に常備しているパウチのゼリーで済ませる。睡眠が恐ろしいために寝て逃避することもほとんどできず、すっと自室で布団の中にくるまっている。

 軽躁病相のときは2型という性質上「今日はちょっと元気だな」「今日は死にたくならないな」程度。寛解期と軽躁病相のときは研究所の空いた研究室に遊びに行く。

​ 研究所ではここで造られている寄生虫のことに関して調べ、独自の研究をしている。ガーべに属している研究員たちはこの子が寄生虫について知っていることを察している。ろこが反発することもなくむしろ自分で何かを進めている様子やそもそも所長の娘という立場上世間に言い触らすこともないであろうことから誰も咎めずにいる。よもや本人が寄生されているとは微塵も思っていない。


 もともと勉強は得意であったが、寄生した寄生虫の影響で学習能力などが異様に向上している。まだこの種は研究途中の個体であったため能力が不完全であった。そのため姉が家にいない間、自らの身体が腐敗しないよう独自の技術で身体を作り替えており、半分ぐらい人造人間である。身体自体は死体であるうえ、寄生虫自体に成長能力がないため

以降身体が成長することは無い。


 生前は寝ることが好きだったが、現在は眠ることに対して抵抗がある(死因が睡眠薬のオーバードーズによるものなので)。
 両親が亡くなってから姉が自分に対して依存気味である事を察しており、それを受け入れ姉を癒す日々を送っている。姉だった女の子を癒やすことで、自分の中にいる罪悪感から救われようとしているのは本人も気づいていない。

気づいていないふりをしているだけかもしれない。

他の音源との関係(あんず宅での話)

・蔓歌せら(呼び方:お姉ちゃん 対応:静かながらも一番感情が出る。良くも悪くも。他の人間よりも甘えたになる。し、甘えさせることもある。信頼している)

​→一番大事な人。依存されているし(自覚あり)依存もしている(生活面での依存には自覚があるが、彼女を救うことで自分が救われようとしている精神的な依存には自覚がない)。世の人々は恋に苦しみあえいでいるが、それよりも先に愛を知ってしまったと感じている。せらから感じる家族愛と、家族愛と言うのにはどろりとしたものを感じる何かを全て受け入れ、満足している。

病気によって生じる感情の波を制御できないとき、いつも振り回してしまって申し訳ないと思っている。でもそれと同時に、こんな面倒くさいわたしを受け入れてくれると信頼もしているため、結局は甘えているところがある。

「お買い物? わかった。今日はわたしも行くね」

「……ごめん、今日は、ご飯もお風呂も掃除も、できない……」

​​

・弦音セレネ(呼び方:セレネくん 対応:穏やか。必要以上に構うこともしないが、心を許している感じがする)

​→自分と同じく被害者であると思っている。研究員たちからは自分が何をされたかも知らされず、軟禁と近い状態での生活を強いられている割には生活面に対しての不満が出ないのが不思議。

​控えめでグイグイ来ない性格も趣味も同じであることから関係は良好。年下の子だからとお菓子を譲ってあげたり服選びを手伝ったりしている。楽しい。

「このリボン……セレネくんに、似合うんじゃないかな。きれいな水色だよ」

「(なんでこんなに自由の少ない暮らしで満足気なんだろう……)」

・露木ユウガ(呼び方:ユウガさん 対応:穏やか。必要以上に構うこともしないが、心を許している感じがする。基本敬語

→たまにユウガが疲労の滲ませる顔をしたり何か思い悩んでいることに気がついており、ガーベにおける数少ない「常人」であるんだなと思っている。普通の人なのに、こんなありえない研究機関にいてよく耐えられるなと少し同情している節がある。本人に言ったら気にするだろうから言わない。常人で抜けたところもあり、多くを悩みながら真摯に研究に向き合う姿を重んじている。悪い人じゃないから普通に懐いている

研究員よりも先生に向いてそうという偏見を抱いている。たまに家に来て作ってくれるご飯が美味しくて好き。

「あ……そのゼリー、美味しいですよね。わたしもよく食べます」

​「今日はセレネくんとすごろくするんですか? ……わ、わたしも行って、いいかな……」

・アイビー(呼び方:アイビー 対応:ちょっと鬱陶しそう。話を聞き流すこともある。でもアイビーだけは全てを知っているので、たまに話を聞いてもらったりもしている。その点とても感謝している。)

→空き研究室で生み出してしまった子。生きづらくて息の詰まるこんな世界に生み出してしまって、わたしの暇つぶしとも言える身勝手な研究で生み出してしまって申し訳ないと思っている。しかしとうの本人はむしろ自分に感謝しているため、まあ良かったのかも……。彼女を生み出してしまったとき、勢いのまま自分のことをすべて話してしまったため、唯一自分の秘密を共有している。それでも自分を否定しないでいてくれることから、アイビーといるときは少し心が休まる。それはそれとして、ちょっとうるさい。あと身体を作るとき、身近にいた姉を参考に作っていたからかちょっと声が似てて複雑。

「ちょっと、うるさい。今慎重な作業してるんだから静かにしてて」

​「お腹すいた……アイビー、ちょっと購買でなんか買ってきて。お財布そこにあるから」

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