ガーベの研究所(せら、ろこの実家)で行われていた裏での研究の最初の成功体。山に落ちていた比較的綺麗な男児の遺体に研究していた寄生虫α(寄生虫の自我は無く、ただ遺体を動かすためだけに存在するものでろこに入ったものとは全く別の種)を入れたところ息を吹き返した。
遺体の損傷の関係で声は人工物の廉価版しか使用出来ず、元の声は失われてしまった。
目の色は元々水色だったが、被検体とわかるよう本来ならありえない虹色に着色されている。
基本研究所の中で生活しており、外に出ることは少ない。
元々セレネは孤児院にて「可愛いものが好きなんて気持ち悪い」といじめを受けており、ようやく脱出するも食料も水分も何も無く、なすすべも無いままに死んでしまった。
そんな中たまたま蘇生されてしまい、嬉しくもあったが自分はあそこで死ぬべきだったのではとも思っている。普段はその渦巻く感情からは目を背け、友人として紹介された蔓歌せら、ろこと遊ぶことがある。
服はせらとヒアリングし、自分の好きなものを着ている。